3年ぶりの大運動会を終えて、利用者の嬉しそうな顔や、保護者も久しぶりに顔を合わせて楽しそうに歓談する姿が印象に残っています。
大運動会の後援名義の依頼で教育委員会を訪れた時に、教育長とお話をさせていただいた中で、教育長が「コロナ禍での分断」という言葉を何回か使われていたのを覚えています。令和2年、3年と地域でのお祭りや行事が中止になったことでその役割を担う人と人の間の分断、つまり歴史継承の分断が起きたという事でした。それはそのまま、山鳩会での行事にも言えることで、この2年間で山鳩会に新しく入った職員は大運動会などの行事を知らないままでしたし、行事部会の中でも2年間も大運動会を実施しないで失われてしまったことはないだろうか、また、法人内の利用者同士も他事業所の人と会う機会がない期間を過ごしてきました。そういった分断を乗り越えて、今回、大運動会を実施できたことには大きな意味があったと思います。
これからもコロナ禍は続きますが、知恵を絞って、利用者や保護者、職員が他事業所の人と交流する貴重な機会として大運動会を継続していきたいと思います。
行事部会長 福島