昨年の知的障害者の入所施設での殺傷事件を受けて、3月5日に不審者対応訓練を実施しました。東村山警察署の生活安全課防犯係の方2名にお越し頂き、ご指導頂きました。今回初めてなので、事前に訓練ということを利用者に伝えた上で、警察署の方に不審者役をして頂きました。警察の方には、余り刺激が強くなり過ぎないよう、お手柔らかにお願いしていたこともあり、利用者も混乱せずにスムーズに避難できました。男性職員を中心にさすまたや椅子を使って、取り押さえる訓練をしました。
警察署の方からは、警報機が鳴ったらとにかく外へ逃げるという取り決めをした上で、警報機を鳴らして、危険が迫っていることを全員に周知すること。実際は、不審者に怪我を負わせても、対応に当たる人が怪我をしないように、身の安全を確保すること。さすまたの二手の方を持たれるとテコの原理で簡単に奪われてしまうこと。どうしても手に負えない場合は、全員で逃げること。普段から刃物類は目に付く所に置かない。さすまたを取りだし易いようにしておく。以上のことが大切とのことでした。